2024.06.10
動画配信サービスの選び方・おすすめ5選

動画配信は企業にとって、マーケティング、ブランディング、動画販売などの目的のために活用されています。
動画を利用する際は、動画配信サービスを導入すると便利ですが、自社が実現したいことを達成するためには、サービスの特徴や機能を理解して選ぶ必要があります。
この記事では、動画配信サービスの選び方のポイントを紹介します。
初めて導入する際におすすめの動画配信サービスを5つ厳選したので、自社の目的に合ったサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
動画配信サービスの選び方のポイント

動画配信サービスは細かな特徴を詳しく調べて、目的に合った機能やサービスが揃っていることを確認して選びましょう。
ここでは動画配信サービスの選び方を12の観点から解説します。
配信方法
各動画配信サービスが対応している配信方法は、重要な選定ポイントです。
動画の配信方法には以下の2種類があり、対応状況はシステムによって異なります。
・ダウンロード配信
・ストリーミング配信
ダウンロード配信は、動画をユーザーにダウンロードしてもらう方法です。
ダウンロードしながら視聴できるプログレッシブダウンロード配信(擬似ストリーミング)が可能なサービスもあります。
ストリーミング配信はサーバー上で動画を配信する方法で、ユーザーに動画データをダウンロードさせません。
リアルタイムで動画を配信する機能のライブ配信、ユーザーが好きなときに動画を視聴できるオンデマンド配信(VOD)も含まれます。
目的に合わせて適切な配信方法に対応しているサービスを選びましょう。
ストリーミング配信はすぐに視聴を開始でき、動画を複製されるリスクも低いことから人気があります。
配信設定機能
配信設定機能が充実していると、柔軟な動画配信が可能になります。
動画配信形態は以下のように大きく2つに分けられます。
・オープン配信
・クローズド配信
オープン配信は、視聴URLを知っている人なら誰でも視聴できる配信方法です。
クローズド配信は、配信制限をかけて特定のユーザーだけが視聴できるように設定して配信します。
目的によってオープン配信とクローズド配信を使い分けられると便利です。
制限付き視聴URLの発行機能や、パスワード設定機能があるとクローズド配信をしやすくなります。
配信の安定性
安定した配信ができるプラットフォームを選ぶことは、UX(ユーザーエクスペリエンス)に大きく影響します。
ユーザーが動画を快適に視聴できないと、不満の原因になるからです。
動画配信サービスではHuluや、TVerなどの大手プラットフォームを利用可能なシステムもあります。
大手の動画配信サービスはサーバーが堅牢で配信の安定性が高いため、安定性を重視するときには大手のプラットフォームを利用すると便利です。
またデータ転送量の制限がある動画配信サービスもあるため、動画の配信規模に合わせて制限を受けないサービスを選ぶことが重要です。
セキュリティ
セキュリティシステムや機能が整っていると、ユーザーは安心して利用できます。
特に社内向けの動画を配信したり、動画を販売したりする際には、セキュリティが非常に重要です。
社内向けの動画配信では、IPアドレスやパスワードでアクセス制限をかけることでセキュリティを強化できます。
動画販売の場合もパスワード設定は有効ですが、ワンタイムURLを使用することで期間限定の配信に対応可能です。
また、同時視聴制限によってID・パスワードの共有による不正利用を防止できます。
動画の複製や再販などのトラブルも起こり得るので、セキュリティ機能が充実している動画配信サービスを選ぶと安心です。
操作の簡便さ
操作のわかりやすさも重要なポイントです。
現場に速やかに導入できると、その後の業務に支障をきたすことが少なくなります。
高機能で複雑なUI(ユーザーインターフェース)では、使いこなせるようになるまでに時間がかかることもあり、導入後に生産性が低下する原因になります。
直感的に操作できるUIであれば、誰でも使いやすく、導入もスムーズに進むでしょう。
導入前にデモを通して使いやすさを確認することで、失敗のリスクを減らせます。
ユーザー管理機能
ユーザー管理機能があると、動画の限定配信が可能になります。
ユーザーの動画へのアクセスを管理できるだけでなく、視聴履歴に基づいて営業やマーケティングを行う際にも役立ちます。
CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)でユーザー管理を行っている場合、これらと連携できると非常に便利です。
外部システムとのAPI連携に対応していれば、比較的簡単にシステムを統合できます。
動画の配信先を制限する際には、ユーザー管理機能が欠かせません。
また、1度のユーザー認証で複数のシステムを利用できるSSO(シングルサインオン)を搭載していると、ユーザーにとって使いやすいサービスを提供できます。
教育機能
教育機能は、社員研修やマーケティングに活用できる機能です。
動画配信サービスにはアンケートやテストを実施できる機能が搭載されている場合があります。
動画を視聴したユーザーにアンケートを送り評価を受けることで、より良い動画の企画・制作を進められます。
さらに、アンケートに回答してくれたユーザーにクーポンなどの特典を提供することで、集客効果も上げられます。
テストは動画によるeラーニングに適している機能です。
動画の視聴後にテストを実施して、合格・不合格の結果を集計できます。
eラーニングで動画配信を利用する場合には、ユーザー別に視聴履歴を分析できる機能があると便利です。
受講状況に応じてメール配信を行い、eラーニングの受講を促す施策を実施できます。
分析機能
ブランディングや集客などを目指す場合、効果的な動画を制作して配信することが重要です。
分析機能があると、動画配信の効果測定が行いやすくなり、改善策を立てる際に役立ちます。
例えば配信中の動画の視聴状況をリアルタイムで確認したり、再生回数や視聴ユーザー数を集計したりする機能があると便利です。
よく視聴されている動画がわかれば、効果的な動画のジャンルや内容を特定できます。
また会員管理を行い、会員ごとの視聴履歴を管理できると、個別の営業にも活用できます。分析結果を可視化する機能があれば、レポートも作成しやすくなり、業務の効率化が図れます。
収益化機能
収益化機能を利用することで、プラットフォーム上で動画配信によるビジネスを展開できます。
価値のある情報を提供する動画は、販売やレンタルを通じて収益化が見込めます。
クレジットカードやキャリア決済などのオンライン決済機能があると、ユーザーは迅速に支払いを行い、動画を視聴できます。
収益化を目的とした動画配信サービスを利用する際は、レポーティング機能も重要です。
動画ごとに売上や視聴履歴を集計できると、どの動画が売れているかの洞察が得られ、効果的な動画の企画・制作に役立ちます。
カスタマイズ性
動画配信サービスを導入する際には、カスタマイズ性の有無も見逃せません。
独自の配信環境を構築する場合、UIを整える機能があるとターゲットに合わせた設定が可能です。
例えば倍速再生や字幕表示、コントロールバーの表示・非表示などのカスタマイズができると、ユーザーにとって快適な視聴体験が提供できます。
動画配信サービスは、顧客ニーズに応じてUIを改善し、UXやCX(カスタマーエクスペリエンス)を向上させることが大切です。
カスタマイズ性が高ければ、ニーズの変化に柔軟に対応でき、顧客満足度を向上させることにつながります。
サポートの手厚さ
手厚いサポートが提供されていれば、動画配信の運営が容易になります。
トラブルが発生した際は、迅速に対応してくれるサービスを選ぶと安心です。
システムを導入し、運用を開始するまでには困難が伴うことがありますが、導入サポートや運用サポートがあれば、スムーズに運用を始められます。
問い合わせから迅速に対応してくれるサービスを選ぶことで、トラブルを速やかに解消できます。
利用料金
利用料金が内容に見合っているかどうかを確認することも重要です。
動画配信サービスの利用料金は各社が自由に設定しています。
利用料金は、主に初期費用、月額費用、従量料金、オプション費用によって決まります。
同様のサービスを受けられる場合でも、会社によって料金体系は異なります。
費用対効果は、必要な機能やサービスによって変わるため、動画配信の目的を明確にし、必要な機能が揃ったサービスの中から料金を比較検討しましょう。
おすすめ動画配信サービス5選

配信者向けの動画配信サービスは多様化が進んでいます。
ここでは、高機能で使いやすいサービスを厳選して5つ紹介します。
ULIZA
ULIZAは、500以上の企業に導入されているワンストップソリューション型の動画配信サービスです。
ライブ配信やオンデマンド配信に加えて、双方向ライブ配信や見逃し配信にも対応しています。
最小プランのULIZA miniは初期費用無料で、月額9,000円というリーズナブルな料金で利用できます。
月額50,000円のULIZA Standardでは、充実したサポートを受けながら運営できます。
ULIZAは配信サイトの作成やセキュリティ対策などの機能が豊富で、カスタマイズ性の高さにも定評があります。
また会員管理や視聴分析の機能により、さまざまなニーズに対応できます。
初めての導入でも安心して利用できる信頼性の高いサービスです。
クラストリーム
クラストリームは、限定配信のための機能が充実しており、セキュリティ性能にこだわりを持つ動画配信プラットフォームです。
特許技術のウォーターマークを使って透かし文字を動画に表示し、転用を防止する機能も搭載されています。
クラストリームには定額制プランがあり、最小のライトプランは月額55,000円です。
このプランでは最大同時視聴者数が100人、動画保存容量が1,024GBで、ライブ配信やアーカイブ配信、オンデマンド配信に対応しています。
さらに、ユーザー管理機能やメール送信機能など、一般的な動画配信に必要な機能が一通り備わっています。
UIshare
UIshareは、初期費用無料で利用開始できるクラウド型動画配信サービスです。
動画をアップロードして共有する仕組みで配信を行います。
UIshareは、オプションでWebカンファレンスシステムを導入すればライブ配信も可能です。
有料の運用サポートプランや初期導入パッケージプランも提供されており、運用や導入の負担を軽減できます。
また、UIshareではアンケート調査やテストの実施に対応しているUIshareラーニングシステムも利用できます。
eラーニングによる研修やセミナーでのユーザーフォローに適したサービスです。
ソーシャルキャスト
ソーシャルキャストは、動画の限定配信を通して収益化を目指すのに適した動画配信サービスです。
双方向に対応するライブ配信やオンデマンド配信を活用し、有料の動画配信サービスを構築できます。
ソーシャルキャストでは、開発済みのシステムを利用できるレンタルプランと、オーダーメイド開発に対応しています。
レンタルプランでは、視聴者数などの基本性能に応じてプランを選ぶことが可能です。
また、ソーシャルキャストは動画制作の内製化支援や、動画配信の運用代行などのサポートも充実しています。
動画マーケティングを目的とする場合にも便利なサービスです。
PLAY VIDEO STORES
PLAY VIDEO STORESは、動画の収益化に強い動画配信サービスです。
サブスクリプションによる月額販売、単品販売、レンタルなど、さまざまな販売機能と決済機能が搭載されています。
PLAY VIDEO STORESは、視聴状況などの分析機能が優れているため、マーケティング活動にも適しています。
オンデマンド配信だけでなく、ライブ配信もPLAY VIDEO STORES上で実施可能です。
また、DRMによるセキュリティ強化や、スマホアプリ対応などもオプションで選択できます。
多機能で拡張性があり、動画販売をサポートするサービスです。
まとめ
動画配信サービスを選ぶ際には、自社のニーズに合わせることが大切です。
動画の用途や配信目的に応じて、使いやすい機能やUIが整ったサービスを選びましょう。
動画配信は目的によって必要な配信方法や機能が異なります。
顧客への配信ではカスタマイズを行い、顧客満足度を向上させる施策も重要です。
ULIZAはライブ配信、オンデマンド配信、アーカイブ配信など、さまざまな配信方法に対応しています。
さらに、セキュリティ機能や視聴分析機能も充実しており、UIのカスタマイズも可能なので、顧客に合わせた柔軟な動画配信が実現できます。
またULIZAは、経験豊富なスタッフによるストレスフリーのサポートを受けられます。
動画配信サービスの選定に迷った際は、ULIZAの導入を検討してみてください。

この記事の監修者: 動画総合研究所 編集部
動画総合研究所は、動画配信技術の活用による企業のDX推進をお手伝いするためのメディアです。
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