2023.09.22

動画配信で収益化するにはどうする?種類と注意点について

動画配信で収益化するにはどうする?種類と注意点について

デジタルコンテンツの販売は利益率が高く、資本も少なく始められるというメリットがあります。中でも動画コンテンツは、撮影さえ行えば配信可能な場合も多く、収益化で注目する人は多いです。

実際に動画配信で収益化を目指すとなると、魅力的な動画コンテンツを配信し続けなければならず、その他にもさまざまなハードルがあります。今回は、動画配信で収益化を目指す場合に取るべき方法や、注意点を紹介します。

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動画配信で収益化する方法は3つ

動画配信で収益化する方法は、大きく分けて3つあります。ここではそれぞれを紹介しましょう。

1. 収益化できる動画配信サービスを利用する

動画配信サービスには、収益化できるプランを用意している場合があります。そういったサービスを利用し、収益化を目指すこともできるでしょう。

例えばYouTubeの場合、以下のような条件があり、まずはそれを満たさなければなりません(2023年9月現在)。

<YouTubeの収益化条件>

  • チャンネルの登録者数が500人以上いる
  • 直近12ヵ月の動画総再生時間が3,000時間以上、または、直近90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上である
  • 直近90日に投稿された動画が3本以上ある
  • YouTubeのチャンネル収益化ポリシー・ガイドを遵守している
  • Google AdSense アカウントを所有している

上記の条件を満たし、パートナープログラムへの参加承認が得られると、さまざまな収益化の方法が利用できます。収益化の方法としては、広告収入を得る、有料コミュニティであるチャンネルメンバーシップから収入を得る、企業と提携して広告動画を制作して配信する、などが考えられます。

2. 動画配信関連で収益化する

直接動画を配信すること以外で、収益化を目指す方法もあります。例えば、動画内で商品やサービスを紹介してECサイトなどに流入を促し、購入や契約の数を伸ばすことで収益化する方法などがあるでしょう。動画配信の内容に関してグッズを制作して販売することなども、動画配信関連で収益化することにあたります。

ただし、まずは動画そのものである程度の人気を掴んでおかなければ、商品やサービスはおろか、関連グッズの販売には至りません。一定のハードルがあることには注意が必要です。

3. 自社で動画配信サービスを構築する

自社で動画配信サービスを構築することで、ユーザーから定額利用料や動画購入・レンタル料金を得る方法もあります。

他社の運営する動画配信サービスを利用する場合は、その規約に従う必要があり、手数料などであまり利益が上がらない場合もあります。デザインや管理画面などもカスタマイズが難しく、独自性を出すのが難しかったり、使いにくかったりといったことがあるでしょう。

自社で構築することで、自由に動画配信サービスを作ることができます。ブランドを打ち出したデザインや、使いやすい管理画面などは魅力です。ただし、一から動画配信サービスを構築するためには数千万~数億円の費用がかかり、公開までには期間も要します。動画の管理はもちろん、ユーザーの管理も自社で行う必要があり、公開後も運用の手間がかかることには注意しなければなりません。

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動画配信で収益化を目指す場合のハードル

テーブルの上に座っている男性

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動画配信で収益化を目指す場合、特に動画配信サービスを利用する場合は、いくつか超えるべきハードルがあります。それぞれを紹介します。

動画配信サービスごとの収益化条件

登録者数や配信回数が一定数を上回る、有料会員登録をしているなど、動画配信サービスには、サービスごとに収益化の条件があります条件が明示されておらず、申請して結果を待ってみなければわからない、という場合も。

「趣味の動画配信でお小遣い稼ぎができればいい」程度の考えの場合はあまり気にならないかもしれません。しかし、「動画配信である程度まとまった額を稼ぎたい」「ビジネスとして動画配信に取り組みたい」という場合は、サービスごとの収益条件に従うことが、好感を持たれる動画コンテンツを制作する以上にハードルとなる可能性があります。

Youtubeの収益化ハードル

動画配信で収益化というと、YouTubeが思い浮かぶ人は多いでしょう。主にYouTubeを利用した動画配信で大金を稼ぐYouTuberの存在は有名で、近年は子供の憧れの職業ランキングの上位になることもしばしばです。

しかし、YouTubeの収益化の難易度は高く、配信数が大幅に増加したことで広告単価が下がっていることや、ひとつの配信あたりの再生数が下がっていることなども課題となっています。審査基準が厳しい上に明文化されていないこともあり、対策が難しいこともハードルといえるでしょう。

また、YouTubeはあくまでGoogleのサービスなので、収益分配率やオススメ動画への掲載基準など、サービス側のルール変更が事業に大きな影響を及ぼす可能性があります

動画配信で安定した収益を目指すなら自社サービスの構築

自社で動画配信サービスを構築する場合、多額の費用や期間がかかると前述しましたが、SaaS型の構築サービスを利用することでコストを削減できる可能性があります。

構築できるサービスには、デザインのテンプレートやエディタが用意されていて、必要な機能を追加していくことで自社の動画配信サービスが作れます。複数の決済方法を導入できたり、決済や顧客管理の機能があったりする場合も。

自社で一から動画配信サービスを設計して構築するのは難しいですが、そういったサービスを利用することでコストを押さえて自社ブランドの動画配信サービスを構築できるかもしれません。既存の動画配信サービスで不便や物足りなさを感じている場合は、検討する価値があるでしょう。

自社の動画配信サービスで収益化を目指しては

動画配信で収益化するためには、魅力的な動画コンテンツを配信し続けなければなりません。動画配信サービスを利用する場合は、それぞれの収益化条件を満たさなければならず、手数料を気にする必要もあります。

自社で動画配信サービスを構築することで、自社ならではのデザインを打ち出すことが可能です。同じジャンルの動画コンテンツに埋もれずに視聴してもらうことができ、手数料もかかりません。動画配信で収益化を考えている場合、自社動画配信サービスを構築することもひとつの手段となるでしょう。

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動画やライブコンテンツを収益化

PLAY VIDEO STORESは、自社ブランドの動画配信サイトを簡単に構築できるプラットフォーム。ライブや動画の視聴チケット販売やサブスクリプション決済に対応し、購入履歴などの顧客データを活用したマーケティングも可能です。

この記事の監修者: 動画総合研究所 編集部

動画総合研究所は、動画配信技術の活用による企業のDX推進をお手伝いするためのメディアです。
動画の収益化・動画制作・ライブ配信・セキュリティ・著作権など、動画配信に関わるのさまざまなコンテンツを提供いたします。

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