動画販売サイトとは？運営の方法やおすすめのサイト7選

動画販売サイトとは、オンライン上で動画を販売できるサービスのことです。編集ソフトやアプリが簡単に使えるようになったことで、動画制作のハードルは大きく下がりました。それによって、制作した動画で新しいビジネスを始めたいと考える人や企業も増えています。

動画を販売する場合、多くは動画販売サイトを利用することになるでしょう。今回は、動画販売サイトの概要や運営する方法のほか、動画販売サイトを作ることができるサービスなどについてご紹介します。

動画販売サイトとは動画販売可能なサービスのこと

動画販売サイトとは、動画を販売できるサービスのことです。動画をアップロードできるだけでなく、決済や課金の機能、分析といったさまざまな機能が備わっています。

ユーザーからの質問に答えるコミュニケーション機能や、分析機能などのマーケティングに有効活用できる機能を持つ場合もあり、コンサートなどのエンタメや、教育、フィットネスなど、多様な分野でビジネス活用されています。

個人で動画を販売する場合は、SNSやブログなどで宣伝し、決済リンクを利用して販売するなどの方法もとれるでしょう。しかし、企業が動画販売事業を行う場合は、企業の信頼性やブランド価値を損なわない方法を選ばなければなりません。また、動画配信サイトによっては商用利用が禁止されている場合もあります。

そのため、企業が動画を販売するなら、セキュリティ性に配慮した有料の動画販売サイトを利用するか、独自に構築することをおすすめします。

動画の販売方法

1本ごとに動画を販売するだけでなく、見放題のサブスクリプションサービスを利用するなど、動画販売サイトの活用方法はさまざまです。

有料で限定公開の動画を販売する以外に、会員機能を利用してオンラインサロンを主催したり、チケット（視聴券）を販売してライブ配信を行ったりすることもできるでしょう。

動画販売サイトを運営するには？

動画販売サイトを利用する方法は、他社の運営する動画販売サービスを利用するか、独自の動画販売サイトを構築するかに大別されます。それぞれについてご紹介します。

他社の動画販売サービスを利用する

動画販売サイトやサービスを利用する場合は、すでにあるシステムを利用するため、動画コンテンツをアップロードすればすぐに販売が始めることができます。不正コピーや転売を防ぐ仕組みがあるなど、セキュリティ面にも配慮されている場合が多く、安心して動画コンテンツを販売できるでしょう。

また、他社の動画コンテンツを購入した人が自社の動画コンテンツも見てくれるなど、サービスの集客力を利用することもできます。

ただし、販売手数料が高価であることや、サービスごとに機能に差があることには注意が必要です。また、テンプレートに沿ってページ作成を行うためカスタマイズ性は低く、オリジナリティを出しづらい場合もあります。

独自の動画販売サイトを構築する

自社で独自の動画販売サイトを構築して運営する方法もあります。構築には専門的な知識が必要で、ある程度のコストと期間が必要ですが、自社に合ったデザインや機能をカスタマイズすることができ、販売手数料がかかりません。自社のビジネス展開に合わせて、販売形式を自由に設定することも可能です。

ただし、サイトを構築する際の膨大なコストやサイトの保守運用のコスト、そのための手間などがかかります。、また、集客施策は自社で行う必要があることは、事前に考慮しておかなければなりません。

動画販売サイトの作り方についてはこちらもご覧ください。

動画販売サイトの作り方を解説！種類や活用例、注意点などを紹介

動画販売サイトを選ぶ際のポイント

動画販売サイトにはさまざまな種類があり、自社に合ったサイトを選ぶためには押さえておくポイントがあります。動画販売サイトを選ぶ際のポイントは、下記のとおりです。

動画販売の目的を明確に

販売する動画の内容によって、必要な機能や適したインターフェースは変わってきます。

動画販売サイトを利用する場合、どのように活用したいか、最終的な目標は何かを明確にした上で、それに合うサイトを選ぶことが重要です。

機能やサポート内容をチェック

動画販売サイトの利用料だけでなく、自社が必要な機能があるかも確認すべきポイントです。具体的な内容としては、動画のアップロードに上限はあるか、セキュリティではどのような配慮があるか、多様な課金方法に対応できるかといった項目があります。ビジネスとして動画販売を行うからには、販売の内容を分析できる機能もあるといいでしょう。

また、トラブルが起きたときや操作方法がわからないときなどに、相談窓口があると安心です。導入事例や口コミなども確認し、サポートの手厚さもチェックしてください。

トライアル利用をする

機能やサポート体制などの条件が合った動画販売サイトでも、管理画面・フロント画面などの使い勝手が悪い場合は良いサイトを作ることは困難でしょう。トライアル期間や無料プランなどで管理画面などを利用し、実際の運用を想定して使いやすさを確かめることが大切です。

動画販売におすすめのサイト

動画販売サイトは数多く登場しているので、どれを選ぶべきか悩んでしまうかもしれません。ここでは、おすすめの動画販売サイトや動画販売サイトを構築できるサイトを7つご紹介します。

BASE

「BASE」はネットショップを作れるサービスですが、「デジタルコンテンツ販売」というアプリを組み合わせることで、動画の販売もできます。月額費用がなく、決済手数料とサービス利用料が発生するプランも用意されており、まずは動画を販売してみたいという企業が利用しやすいでしょう。デジタルコンテンツのアップロード上限は1GBなので、その点には注意してください。

BASE

STORES

「STORES」は初期費用がゼロでネットショップの構築が可能なサービスです。予約システムとの連携が可能なため、レッスンやセミナー、ワークショップなどの動画を販売したい場合にも便利に利用できます。無料でサービスの導入方法を学べるセミナーなども開催されており、初心者でも安心して動画販売が始められるでしょう。

STORES

Shopify

「Shopify」は世界中で利用されているECプラットフォームで、「Digital Downloads」という専用のアプリを導入すれば、動画販売も可能になります。現在のところアプリは英語対応のみですが、無料で利用可能です。一から動画販売サイトを構築するだけでなく、既存のWebサイトにネットショップの機能を持たせるサービスも利用できます。

Shopify

カラーミーショップ

「カラーミ―ショップ」は、4万店以上のネットショップで利用されている国内最大級のネットショップ作成サービスです。80種類以上のテンプレートが無料で選択でき（一部有料あり）、自分好みの動画販売サイトを作ることができるでしょう。複数の動画の同時購入が可能で、販売機会を逃しにくいという特徴があります。

カラーミーショップ

Vimeo

「Vimeo」は動画クリエイターが動画の投稿や共有を行うプラットフォームとして知られていますが、「Vimeoオンデマンド」という機能により、動画の販売も可能です。Vimeoオンデマンドは月額2,000円のProプラン以上に加入すると利用可能で、ライブ配信も行いたい場合は月額7,500円のPremiumプランへの加入が必要です。販売手数料は10％ですが、デザインのカスタマイズ性が高く、機能を細かく設定することが可能です。

Vimeo

ULIZA

すでに決済システムをお持ちの企業には、簡単にサイト内に動画を組み込むことができる「ULIZA（ウリザ）」がおすすめです。ULIZAは、日本国内500社以上の企業に導入されている動画配信サービスです。会員管理や視聴制限などの機能も備わっており、企業の有料のビデオオンデマンドサービスなどで利用されることも多いです。無料のトライアルや専門スタッフによる相談窓口など、サポート体制も充実しており、動画の販売が初めてでも安心してご利用いただけます。

動画配信サービス「ULIZA」

PLAY VIDEO STORES

「PLAY VIDEO STORES」は、動画配信・販売サイトが構築できるプラットフォームサービスで、動画配信・販売・分析の機能をオールインワンで提供しています。自社ブランドの動画販売サイトを簡単に構築でき、1本単位の動画販売だけでなく、会員限定のサブスクリプションサービスやレンタルにも対応。ライブ配信やアーカイブ配信も利用でき、幅広い動画販売ビジネスでご利用いただけます。

動画配信・構築プラットフォーム「PLAY VIDEO STORES」

動画販売サイトを利用してビジネスを始めよう

動画の需要は伸び続けており、それに伴って動画販売サイトを利用した新規ビジネスを始める企業も増えています。動画販売を行う場合は、自社で制作する動画がどういったものか、動画販売の目標は何かなどを明確にした上で、自社に合った動画販売サイトを選んでください。

自社配信サービス構築プラットフォーム「PLAY VIDEO STORES」は、自社ブランドの動画販売サイトを手軽に構築することができるプラットフォームで、サブスクリプション形式や単品販売、セット販売にも対応できます。

動画販売が初めての方でも、構築支援はもちろん、運営戦略支援や動画撮影のサポートなどのオプションサービスもご用意しており、安心して事業を始めていただけます。動画販売サイト作成を検討中の方は、ぜひご相談ください。