2024.12.16
【初心者向け完全版】オンラインサロンのやり方マニュアル
「オンラインサロンを始めたいけど、何から手をつければいいの?」と悩んでいませんか?
本記事では、オンラインサロンの開設から運営まで、初心者が押さえておくべきポイントを解説します。
プラットフォームの選び方や収益化のコツ、利用できる実績例も紹介しているので、読了後は、すぐにでもオンラインサロンを始められる自信がつくはずです。
さあ、あなたも一歩踏み出して、理想のコミュニティを作り上げましょう。
オンラインサロンとは?
オンラインサロンとは、共通の目的や趣味、価値観を持つ人々が集まるオンライン上のコミュニティです。
参加者同士が交流や情報共有を通じて新しい価値を生み出し、特定のテーマに沿った活動が展開される場でもあります。
本項では、オンラインサロンの運営手法をもとに4つのタイプに分類し、それぞれの特徴や内容について解説します。
ファンクラブ型
ファンクラブ型オンラインサロンは、著名人が運営し、ファンとの交流を深めるためのコミュニティです。
例えば「S.S.J」は、俳優・志尊淳さんの公式ファンクラブで、会員限定のコンテンツや未公開の写真・動画の閲覧、チケット先行販売など、ファン向けの特典が充実しています。
ユーザーコミュニティ型
ユーザーコミュニティ型オンラインサロンは、共通の興味や目標を持つメンバーが集まり、情報共有や交流を通じて成長する場です。
「田村淳の大人の小学校」では、校長の田村淳さんがゲスト講師と行う「特別授業」や、企業とコラボしたプロジェクト、趣味やテーマごとのクラブ活動、イベントなどを通じて、会員同士が新しい価値観と出会いながら自らコミュニティを形成していける点が魅力です。
レッスン・スキルシェア型
レッスン・スキルシェア型オンラインサロンは、オーナーが専門知識やスキルを教えて、会員が学びを深められる場です。
「B-Flow Studio」では、会員が「前向きで健康的に」「美しくしなやかに体を引き締める」「内側からキレイになる」ことを目指すレッスンを行っています。
フィットネスや健康のためのトレーニングを通して、参加者が自分らしい理想の姿に近づける機会を与えています。
プロジェクト型
プロジェクト型オンラインサロンは、オーナーが提示するアイデアや目標を会員と一緒に実現する場で、会員もプロジェクトに積極的に関わり、自分の意見が採用されることもあります。
例えば「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、堀江貴文さんを中心に、ビジネスやエンタメなど多岐にわたる分科会グループがあり、意欲的な会員が集まり新しい価値を生み出しています。
今、オンラインサロンをやる理由
近年オンラインサロンが急速に普及し、多くの人々がコミュニティの一員として情報やスキルを共有し、成長の機会を得ています。
特にデジタル時代においては、場所にとらわれずに同じ興味・関心を持つ仲間とつながることが可能になりました。
本項では、オンラインサロンをやる理由やその魅力に迫り、どのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。
毎月一定の収入を得られる
オンラインサロンの魅力の一つは、毎月一定の収入を得られる点です。
月会費制のサロンであれば、会員数に応じた安定収入が期待でき、会員が増えれば収益も増加します。
また、限定商品やサロン内での物販、会員限定のセミナーを開催することで追加収入も見込めます。
会費、物販、限定セミナーなどにより、収入源を多角化しながらオンラインサロンの成長を支え、ビジネスとしての安定性を高めることが可能です。
知ってほしい人に情報を届けられる
オンラインサロンの大きなメリットは、情報を届けたい相手に直接アプローチできる点です。
一般的なSNSやブログと異なり、オンラインサロンの会員は特定のテーマに興味を持って集まった人々であるため、運営者が発信する情報を積極的に受け取る意欲が高いです。
オンラインサロンでは、不特定多数に向けた情報発信と比べて、より効果的に必要な情報を届けられ、会員との深い交流や信頼関係の構築にもつながります。
商品やサービスの宣伝ができる
オンラインサロンでは、会員がオンラインサロン運営者の熱心なファンとして集まることが主なため、自社製品やサービスを効果的に宣伝できます。
「この人が使っている商品なら使いたい」「このサービスなら間違いなく良い」と思わせることで購買意欲を高め、売上増加を図れるでしょう。
また会員限定のアフィリエイトリンクを用いることで、追加の収入源も見込めます。
オンラインサロン内での販売やテストマーケティングの場としても有効利用でき、マーケティング効果を増大できます。
オンラインサロンの開設7ステップ
オンラインサロンの初めての開設には、丁寧に手順をふむことが重要です。
本項では、オンラインサロンを始めるための7つの手順を解説し、効果的に運営するためのポイントを紹介します。
この手順に沿えば、スムーズに開設が進み、安定したオンラインサロン運営が行えるでしょう。
ステップ①テーマを決める
まず、オンラインサロンのテーマを決めましょう。
目的やターゲットを定め、「どのような人にどんな価値を与えたいのか」を考えることが大切です。
テーマが具体的であるほど、会員のニーズに合致したコンテンツやサービスを提供しやすくなります。
オンラインサロンの特徴や魅力をわかりやすく伝えられるコンセプトを決めましょう。
テーマがわかりやすいほど、会員の満足度を高め、離脱率の低下につながります。
ステップ②プラットフォームを決める
オンラインサロンを運営するためのプラットフォームを選びます。
DMMオンラインサロンやFacebookグループ、Slackなど、オンラインサロンに多用されるプラットフォームを利用すると手軽に始められるでしょう。
独自のサイトを構築する場合は、カスタマイズ性が高い一方、構築や運営に時間と費用がかかります。
ターゲット層や目的に合ったプラットフォームを選択しましょう。
ステップ③会費の設定
次に、オンラインサロンの会費を設定します。
料金はオンラインサロンの内容やターゲット層に合わせて決めましょう。
月額制が一般的で、会員が気軽に参加できる1,000円程度の料金から、プレミアムな内容を配信する場合は10,000円以上まで幅があります。
料金設定にあたっては、コンテンツの価値や会員の経済状況を考慮に入れて、会員にとって「お得」と感じられる金額に設定すると、満足度を高められるでしょう。
ステップ④コンテンツの作成
オンラインサロンのテーマに基づき、会員が価値を感じられるコンテンツを準備しましょう。
例えば、記事や動画、ライブ配信など、さまざまな形式のコンテンツを組み合わせることで会員のニーズに応えられます。
また、定期的に更新することで会員が飽きず、継続的にオンラインサロンを利用してくれる可能性が高まります。
コンテンツの質が高いほど会員の満足度も向上し、口コミやリピート率の向上につながるでしょう。
ステップ⑤決済方法の選定
会費の徴収方法として、オンラインサロンのプラットフォームに標準搭載されている決済システムを利用するか、独自の決済システムを組み込む方法があります。
クレジットカード決済や銀行振込など、会員にとって手間が少なく利用しやすい決済方法を導入することが重要です。
決済方法をスムーズに整えることで、会員の入会手続きが簡単になり、入会率を高められるでしょう。
ステップ⑥開設
準備が整ったら、いよいよオンラインサロンを開設します。
まずは初期会員として参加してくれるメンバーを集め、オンラインサロンの雰囲気を作ることが大切です。
初期会員がオンラインサロンのコアメンバーとなり、活発なコミュニケーションを行うことで、新規会員にとって居心地の良い場が形成されます。
オンラインサロン開設当初から積極的に会員と交流し、最初のファン層を確立することが重要です。
ステップ⑦既存のSNSや普段活動しているコミュニティで告知・集客
オンラインサロン開設後は、SNSやブログなど、既存の活動場所でオンラインサロンを積極的に告知しましょう。
積極的に告知することにより、関心を持つ人にオンラインサロンの情報を届けられ、効率的な集客が期待できます。
InstagramやTwitter、Facebookなどでオンラインサロンの活動内容やメリットを具体的に伝え、新規会員を獲得しましょう。
また既存のコミュニティからの参加者は、オンラインサロンの趣旨に賛同しやすく、アクティブな会員として活動してくれる可能性があります。
以上の7つの手順を踏むことで、効果的なオンラインサロンの開設と運営が実現できます。
会員にとって価値ある場を作るために、準備段階でのプランニングと、開設後の丁寧なサポートを心がけましょう。
オンラインサロンをやるなら「ULIZA」や「PLAY VIDEO STORES」がおすすめ
オンラインサロンの運営を考えているなら、会員に対して質の高い動画コンテンツを共有できるプラットフォームの選定が重要です。
特に「ULIZA」や「PLAY VIDEO STORES」は、動画配信に特化しており、充実した機能と高い安定性で人気を集めています。
どちらもコンテンツの保護や会員管理がしやすく、オンラインサロンの運営をスムーズに進められるため、おすすめのプラットフォームです。
本項では、「ULIZA」や「PLAY VIDEO STORES」の特徴について詳しく解説します。
「ULIZA」の特徴
「ULIZA」は、日本国内で開発されたクラウド型動画配信システムで、以下の特徴があります。
・配信の安定性:HuluやTVerなどの大規模配信サービスを技術面でサポートしてきた実績があり、安定した動画配信を実現します。
・多彩な機能:セキュリティ機能、配信サイト作成機能、視聴分析機能、プレイヤー機能など、ビジネス動画配信に必要な機能を幅広く搭載しています。
・手厚いサポート:国内開発サービスならではの素早く丁寧なサポート体制を整え、導入から運用まで安心して利用できます。
上記のような特徴により、ULIZAはオンラインサロン運営者にとって利便性の高いプラットフォームとなっています。
「ULIZA」がオンラインサロンにおすすめの理由
「ULIZA」は、ライブ配信機能の強さから、オンラインサロンでのイベント配信にぴったりです。
安定した配信が可能なため、大人数の視聴が想定されるオンラインサロンでも遅延や途切れが少なく、リアルタイムでのコミュニケーションが円滑に行えます。
また視聴分析機能やセキュリティ対策も充実しており、会員限定のライブや特別イベントを安全に配信できるため、オンラインサロンの価値を高めるサポートが整っています。
「ULIZA」でのオンラインサロン実績例
「ULIZA」では、教育分野やイベント向けのオンラインサロンでの実績が豊富です。
例えば教育系オンラインサロンでは、講義動画やライブ授業の配信が可能で、会員はリアルタイムで質疑応答を行いながら学べます。
またイベント向けには、講演やセミナーのライブ配信機能が充実しており、参加者限定のオンラインイベントを安心して開催できます。
高品質なライブ配信や豊富な視聴データの分析機能を利用することで、オンラインサロン運営者は効果的なコンテンツを共有できるでしょう。
「PLAY VIDEO STORES」の特徴
「PLAY VIDEO STORES」は、自社ブランドの動画配信サイトを簡単に構築できるプラットフォームです。
専門知識がなくても、素材を入稿するだけでオリジナルの動画販売サイトを作成できます。
単品販売や月額販売など、ユーザーに合わせた自由な販売方法が設定でき、顧客情報を利用したマーケティングで売上を最大化できます。
また、配信、販売、分析までが1つのプラットフォーム上で行え、動画販売の成功をサポートしてくれるのが特徴です。
「PLAY VIDEO STORES」がオンラインサロンにおすすめの理由
「PLAY VIDEO STORES」は、オンラインサロンでの動画配信や動画販売にぴったりなプラットフォームです。
簡単な操作で自社ブランドの動画販売サイトが作れ、会員限定の動画コンテンツやライブ配信ができます。
また、単品購入や月額制などさまざまな販売方法に対応しており、収益化がしやすい点も魅力です。
さらに視聴データの分析機能も備えているため、コンテンツの改善や会員の興味に応じた配信が行えます。
「PLAY VIDEO STORES」でのオンラインサロン実績例
「PLAY VIDEO STORES」は、多くのオンラインサロンでの利用実績があり、例えば「TIPNESSオンラインレッスン」では、会員が自宅で受けられるフィットネス動画を配信しています。
また「湘南国際アカデミー」では、教育コンテンツを通じてスキルアップを図る場を設けており、視聴者がニーズに合わせて学べる内容が揃っています。
「PLAY VIDEO STORES」はさまざまな分野で利用されており、特化したテーマに基づく、動画配信を軸にしたコミュニティ運営におすすめのプラットフォームです。
まとめ
本記事では、オンラインサロンの開設から運営の方法を初心者向けに解説しました。
オンラインサロンのテーマ設定からプラットフォームの選択、会費の設定、コンテンツの作成、決済方法の決定、集客方法まで、順を追って進めることでスムーズにオンラインサロンを始められます。
特に重要なのは「わかりやすいテーマを設定し、ターゲットに適したコンテンツを作ること」です。
上記の手順に従うことで会員の満足度が高まり、離脱を防ぎながら安定した収益が期待できるでしょう。
この記事を参考に、理想のオンラインサロン運営に向けて一歩踏み出してみましょう。
この記事の監修者: 動画総合研究所 編集部
動画総合研究所は、動画配信技術の活用による企業のDX推進をお手伝いするためのメディアです。
動画の収益化・動画制作・ライブ配信・セキュリティ・著作権など、動画配信に関わるのさまざまなコンテンツを提供いたします。