2025.06.25

オンライン講義のやり方は?必要な機材や進め方、注意点を徹底解説!

オンライン講義のやり方は?必要な機材や進め方、注意点を徹底解説!

新型コロナウイルスの感染拡大やデジタルツールの急成長に伴い、近年オンライン講義に注目が集まっています。

オンライン講義を導入することで、コストの削減をはじめとするさまざまなメリットを得られます。

とはいえ、オンライン講義を行うためには多くの準備が必要です。

そこで今回は、オンライン講義のやり方や必要な機材、進め方や注意点について詳しく解説していきます。

オンライン講義とは?

オンライン講義とは、インターネット回線を用いて遠隔で行う講義のことです。

従来のオフライン講義とは違い、スマホやパソコン、タブレットがあればいつでもどこでも受講できます。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い急速に普及したオンライン講義ですが、現在では、教育現場やビジネスにおける「一般的な手法」として広まりつつあります。

「オンライン授業」についての記事はこちら↓

授業を動画配信する方法とそれぞれのメリット・デメリット

オンライン講義のメリット、デメリット

次に、オンライン講義のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット

オンライン講義のメリットは、以下の通りです。

・場所の制約を受けない

・コスト削減に繋がる

・講義を録画できる

従来の対面講義では、会場の確保がマストになりますが、オンライン講義の場合はインターネット環境があればどこでも開催できます。

また、オンライン講義の導入に伴って、教室の縮小や廃止を検討できるため、コスト削減に繋がりやすくなります。

その他、講義の内容を録画して繰り返し配信するといったことも可能です。

デメリット

オンライン講義のデメリットは、以下の通りです。

・ネット環境に依存する

・必要な機材が増える

インターネット環境は、オンライン講義を行うための「必須要素」です。

また、講義のクオリティを担保するためには、通信速度についても考慮しておかなければなりません。

さらに、オンライン講義を行う場合、通信環境だけでなく、パソコン・Webカメラ・マイクといった機材が必要です。

オンライン講義のやり方

オンライン講義には、以下2つの種類があります。

・リアルタイム配信

・オンデマンド配信

それぞれの特徴や注意点について、詳しく見ていきましょう。

リアルタイム配信

リアルタイム配信とは、画面を通してリアルタイムで講義をする形態のことです。

お互いの顔を画面上に映した状態で行うことが多く、画面越しであってもコミュニケーションが取りやすいです。

また、生徒にアクションを促して理解度を確認したり、必要に応じて補足したりと、臨機応変な対応ができることも、リアルタイム配信ならではの魅力といえるでしょう。

ただし、講義のクオリティが通信環境に左右されるといったデメリットもありますので、事前にしっかりと準備をしておかなければなりません。

オンデマンド配信

オンデマンド配信とは、事前に録画した講義をオンラインで配信する形態のことです。

参加者が自分のタイミングで閲覧できるため、学習の自由度を高めたい場合などに向いています。

また、動画の巻き戻し機能を使って、わからない部分を繰り返し学習できることも、オンデマンド配信ならではのメリットです。

ただし、

・その場で質疑応答ができない

・生徒がだらけやすい

・受講状況を管理する必要がある

といったデメリットもありますので注意しましょう。

オンライン講義に必要な機材

オンライン講義を行う際は、以下のような機材が必要です。

・インターネット環境

・配信機器

・Web会議ツール

それぞれについて、詳しく解説していきます。

インターネット環境

オンライン講義では、インターネット環境が必須となります。

特に、参加者が多い場合や大量の資料を配布したい場合は、通信環境を事前に整備しておかなければなりません。

近年では、Wi-Fiを無線で飛ばす「無線LAN」が人気を集めていますが、より安定性を高めたい場合は「有線LAN」を導入するのがおすすめです。

配信機器

オンライン講義を行う際は、配信機器を用意しておかなければなりません。

パソコンはもちろん、モニターやカメラ、マイクといった周辺機器も必要なため、事前に準備しておきましょう。

中でも、マイクは聞き取りやすさに直結する機器であり、マイクの性能が悪いと、生徒の集中力が低下したり、講義全体のクオリティが低下したりする場合がありますので注意してください。

Web会議ツール

オンライン講義で意外と盲点になりやすいのが、Web会議ツールです。

インターネット環境や配信機器を用意したとしても、講義を配信するためのツールが用意できていなければ意味がありません。

Web会議ツールとしては、ZoomやGoogle Meetなどが有名です。

それぞれで料金や機能に違いがありますので、実施方法や目的に合わせて使い分けていきましょう。

また、近年では、動画配信に特化したサービスを使って、オンライン講義を行う企業が増えてきています。

動画配信サービスは、Web会議ツールに比べて機能性や操作性に優れているケースが多いため、講義のクオリティを高めたい場合はぜひチェックしてみてください。

オンライン講義の進め方

次に、ライブ配信とオンデマンド配信の進め方について詳しく解説していきます。

リアルタイム配信の場合

リアルタイム配信で講義を行う場合は、以下の手順に沿って進めましょう。

1:日程と参加URLを通知する

2:参加者名を確認して出欠を取る

3:講義を開始する

4:課題や次回講義のアナウンスを行う

オンライン講義を行う際は、参加者に対して日程を通知しておかなければなりません。

また、Web会議ツールを使用する場合、URLの発行が必要になるケースもありますので事前にチェックしておきましょう。

時間になったら、参加者名を確認して出欠を取ります。

出欠確認の方法はさまざまですが、特におすすめなのがスクリーンショットを取るやり方です。

そうすることで、手間を省けるだけでなく、確認漏れなどのトラブルも防ぎやすくなります。

出欠確認が終わったら、講義を始めていきます。

資料がある場合は、画面共有機能などを活用しましょう。

その際、講師の画面には資料が表示されているにもかかわらず、生徒の画面には表示されていないといったトラブルが起こるケースもありますので、画面共有が行われているかを確認するのがおすすめです。

講義が終了したら、課題や次回講義のアナウンスを行います。

ファイルや資料を配布したい場合は、チャット機能を活用しましょう。

オンデマンド配信の場合

事前に録画した講義を配信する「オンデマンド配信」のやり方は、主に2通りあります。

1:Web会議ツールを使用する

2:実際の授業をカメラで録画する

以下、それぞれのやり方について詳しく見ていきましょう。

【Web会議ツールを使用する場合】

1:Web会議ツールを起動する

2:資料を画面に表示させる

3:画面録画をスタートし、授業を開始する

4:録画終了ボタンを押してから保存する

5:配信ツールにアップロードする

6:生徒にリンクを共有する

オンデマンド配信は、実際に生徒が参加するわけではなく、生徒が視聴することを前提に講師が1人で講義を進める形になるため、実際の授業シーンを想定しながら進めていくことが大切です。

【実際の授業をカメラで録画する場合】

1:教室にカメラを設置する

2:音声や画角のテストを行う

3:撮影を開始する

4:必要に応じて編集を行ってから共有する

実際の授業をカメラで録画する場合は、黒板やホワイトボードが見切れないように画角を調整する必要があります。

万が一、生徒の顔が映ってしまった場合は、編集でモザイクをかけるなどの配慮を行いましょう。

オンライン講義を行うときの注意点

オンライン講義を行うときは、以下のポイントに注意が必要です。

・事前準備を徹底的に行う

・テストとシミュレーションを行う

・トラブルが起こった場合の対応を考えておく

事前準備を徹底的に行う

オンライン講義は、事前準備がとても重要です。

例えば、回線に不具合が起こった場合、授業どころではなくなってしまいます。

また、進め方の確認や台本の準備も必要ですので、事前に行っておきましょう。

さらに、参加方法や操作方法などを生徒に伝えておくことも大切です。

特に初回授業は、

・参加できない

・操作がうまくいかない

といったトラブルが起こりやすいため、あらゆるシーンを想定しながら準備を進めていきましょう。

テストとシミュレーションを行う

初めてオンライン講義を行うときは、講師や受講者に協力を依頼して、本番に近い環境でテストやシミュレーションを行うのがおすすめです。

実際に回線を繋げ、本番のように講義を行うことで、課題や問題点に気づきやすくなります。

また、ハウリングをはじめとする音響周りのトラブルや、接続に関するトラブルに気づきやすくなるため、テスト配信やシミュレーション配信を行ったうえで本番に臨みましょう。

トラブルが起こった場合の対応を考えておく

オンライン講義を行う際は、想定外のトラブルが起こった場合の対応を考えておかなければなりません。

【よくあるトラブル】

・回線トラブルで受講できなかった

・音声が聞こえなくなってしまった

・途中で画面が固まってしまった

・参加URLを忘れてしまった

上記のようなトラブルが発生した際の対応をマニュアル化しておくことで、スムーズに講義を行えるようになります。

オンライン講義の配信は「ULIZA」がおすすめ

オンライン講義は、ZoomやGoogle MeetといったWeb会議ツールを活用して行うこともできます。

しかし、より安定した環境で講義を行いたい場合は、動画配信に特化したサービスを活用するのがおすすめです。

中でもおすすめなのが、企業向けの動画配信サービス「ULIZA」です。

以下、ULIZAの特徴や魅力をご紹介します。

ポイント1:安定した配信を実現できる

ULIZAを運営している「株式会社PLAY」は、動画配信サービスの運営だけでなく、HuluやTVerといった大手動画配信サービスの技術サポートも行っています。

これまでに培った技術を自社サービスにも反映させており、安定した配信を実現可能です。

現在は、オンライン講義だけでなく、オンラインイベントやセミナー、合同コンサルなど、様々なシーンで利用されています。

ポイント2:機能が豊富

ULIZAは「配信から、ビジネスを加速する」というコンセプトを掲げており、そのために必要な機能を多数搭載しています。

【ULIZAの代表的な機能】

・セキュリティ機能

・配信サイト作成機能

・視聴分析機能

・プレイヤー機能

・チャット機能

・会員管理機能

その他、拡張機能も用意されているため、利便性に優れたサービスをお探しの方には特におすすめです。

ポイント3:手厚いサポートを提供している

ULIZAでは、経験豊富なスタッフによる丁寧なサポートを提供しています。

導入から使い方のレクチャー、運用にいたるまで、社内の開発者と連携しながらスピーディにサポートしてくれるため、初めての方でも安心して使用できます。

また、専用のサポートサイトも用意されているので、ぜひご活用ください。

まとめ

インターネットを用いて遠隔で行う「オンライン講義」は、コスト削減をはじめとするさまざまなメリットを得られる新しい講義スタイルです。

ただ、オンライン講義を行うためには、機材や環境の準備が必要であり、この部分で躓いてしまう企業も少なくありません。

オンライン講義のクオリティを担保しスムーズに進めていくためには、事前準備がとても大切ですので、今回紹介したことを参考にしながら、時間をかけてじっくり準備を進めていきましょう。

また、オンライン講義はWeb会議ツールを用いて行うこともできますが、よりクオリティの高い講義を行いたい場合は、動画配信に特化したサービスを活用するのがおすすめです。

とはいえ、動画配信サービスにはさまざまな種類がありますので、どれを活用すればいいか悩んでいる方も多いと思います。

そのような方は、高い安定性と多彩な機能を搭載した「ULIZA」をぜひご活用ください。

配信から、ビジネスを加速する。

「 ULIZA 」は様々な事業の可能性を拡げるための配信プラットフォームです。
あらゆるビジネス動画配信を、多彩な機能、専任のチーム体制とともに、
ワンストップでサポートしていきます。

この記事の監修者: 動画総合研究所 編集部

動画総合研究所は、動画配信技術の活用による企業のDX推進をお手伝いするためのメディアです。
動画の収益化・動画制作・ライブ配信・セキュリティ・著作権など、動画配信に関わるのさまざまなコンテンツを提供いたします。

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