2025.12.06
vimeoの有料プランとは?各プランの特徴やメリット、デメリットを解説!
動画マーケティングの重要性が高まっている昨今では、vimeoを活用して動画配信や動画販売を行う企業が増えてきています。
vimeoは、高品質な動画を届けたい企業や、動画を活用して収益を最大化したい企業に向いている大人気の動画配信サービスです。
vimeoには無料プランも用意されていますが、本格的に動画を活用したいなら有料プランを利用するのがおすすめです。
今回は、vimeoの有料プランの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
「vimeoを本格的に活用していきたい」
「無料プランとの違いを知りたい」
「自社に合ったプランを見極めたい」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
vimeoとは?

vimeoとは、映像クリエイターや企業向けに設計された動画配信サービスです。
最大の特徴は、動画の再生中に広告が表示されない点です。
YouTubeなどのプラットフォームは、動画の前後や途中で広告が流れることが多いですが、vimeoの場合は広告表示が一切ありません。
そのため、ユーザーにストレスのない視聴環境を提供できます。
また、動画の配信だけでなく、販売やレンタルにも対応しており、分析機能やセキュリティ機能も充実しています。
本格的にvimeoを活用する場合、基本的には有料プランを利用することになりますが、無料プランでも最低限の機能は利用可能です。
vimeoの料金プラン

vimeoは、ユーザーの目的や動画活用の規模に応じて選べる5つのプランで構成されています。
【vimeoの料金プラン】
・Basicプラン
・Starterプラン
・Standardプラン
・Advancedプラン
・Enterpriseプラン
ここでは、各プランの特徴を紹介していきます。
Basicプランの特徴

vimeoを初めて利用する方におすすめなのが、Basicプランです。
無料で使える「お試しプラン」のような立ち位置であり、vimeoの機能性や操作性を体感できます。
ここでは、Basicプランの代表的な特徴を2つ紹介します。
完全無料で使える
Basicプランは、初期費用や月額費用が一切かからない無料プランです。
登録さえ済ませれば、誰でも気軽に動画配信が行えます。
機能には制限がかかりますが、動画のアップロードやその他基本的な機能は利用できるため、お試し感覚で使いたい場合にはおすすめです。
ただし、本格的に動画マーケティングを行いたい場合や複数の動画をアップロードしたい場合、それから収益化を行いたい場合は上位プランへの移行が必須となります。
広告が表示されない
vimeoは、広告が表示されないことで有名なサービスですが、これはBasicプランでも同様です。
動画の前後、途中における広告表示がないため、ユーザーのストレスを軽減できます。
特に、クリエイティブな内容をそのままの形で見てもらいたい場合や、短尺のプロモーション動画を公開したい場合に最適です。
ただし、Basicプランはストレージや使える機能に大きな制限がかかるため、広告非表示のメリットをうまく活かせない可能性があります。
vimeoを本格的に利用していきたい場合は、早めに有料プランに切り替えるのがおすすめです。
Starterプランの特徴

vimeoを本格的に活用したいと考える方にとって、最初のステップとなるのがStarterプランです。
Basicプランの制限を大きく超え、ビジネス利用にも対応できる拡張機能が多数開放されるため、動画の品質や管理機能を重視したい個人事業主・中小企業には特におすすめです。
ここでは、Starterプランの代表的な特徴を2つ紹介します。
月額1,200円で利用できる
Starterプランは、月額1,200円で利用でき、コストを抑えながらもビジネス用途で十分活用できるスペックを備えているのが特徴です。
Basicプランで制限されていたストレージ容量も大幅に増えるため、より長尺の動画や高解像度のコンテンツもストレスなく投稿できます。
コストを抑えつつ、効率的かつスムーズに動画コンテンツを活用したい企業は、ぜひ利用してみてください。
多数の機能が開放される
Starterプランにアップグレードすると、無料プランでは使えなかった多くの機能が使えるようになります。
代表的なのは、動画プレイヤーのカスタマイズ機能です。
・ロゴの非表示
・ボタン色の変更
・再生コントロール調整
など、ブランドに合わせた見せ方が可能になります。
また、リンクの埋め込み設定やプライバシー設定、エンゲージメント分析も行えるため、動画マーケティングの精度を高めやすくなります。
Standardプランの特徴

vimeoが提供しているプランの中で最も人気なのが、Standardプランです。
Starterプランよりもさらに高機能で、教育や情報発信など、さまざまなシーンに対応できます。
ここでは、Standardプランの代表的な2つの特徴を紹介していきます。
月額3,625円で利用できる
Standardプランは、月額3,625円で利用できるビジネス向けプランです。
Starterプランよりもストレージ容量が多く、プライバシー設定やカスタマイズ機能も拡張されています。
中でも、ビデオメーカーおよび編集ツールの機能が充実しており、vimeoが提供しているストック写真(動画)を活用したり、自社のロゴを追加したりできます。
また、アナリティクス機能も拡充されているため、ユーザーの行動を細かく分析したい場合にも最適です。
最も人気が高いプラン
Standardプランは、vimeoの中で最も人気のプランです。
その理由として、価格と機能のバランスが取れていることが挙げられます。
また、リード獲得フォームやCTAボタンの設置など、動画マーケティングに役立つ機能が複数揃っている点も人気の理由の1つです。
さらに、複数人での運用に役立つチーム管理機能も搭載されているため、動画制作や配信フローを効率化したい場合にも役立ちます。
「ビジネスで利用したいが、最適なプランがわからない」
という方は、ぜひ一番人気のStandardプランから始めてみてください。
Advancedプランの特徴

vimeoのAdvancedプランは、より高度な配信管理やカスタマイズ機能を求める企業向けの「上位プラン」です。
ここでは、Advancedプランの代表的な2つの特徴を紹介します。
月額6,346円で利用できる
Advancedプランは、月額6,346円で利用できます。
Standardプランと比べて2倍ほどの価格差となりますが、その分高度な機能を備えています。
ストレージ容量はもちろん、配信機能や分析機能なども強化されているため、イベント配信や定期講座など、安定した品質が求められるケースでは費用対効果が出やすいプランといえるでしょう。
機能性に優れている
Advancedプランは、とにかく機能性に優れています。
アナリティクス機能では、視聴者の離脱ポイントや再生パターンまで細かく把握でき、動画のクオリティ改善やマーケティング施策に役立てられます。
また、ワークフローの自動化が可能であり、アップロードから公開までの工程を効率化したい場合に特におすすめです。
動画を単なる情報発信ツールではなく「資産」として活用していきたい企業は、ぜひ検討してみてください。
Enterpriseプランの特徴

Enterpriseプランは、vimeoの最上位プランです。
ここでは、Enterpriseプランの代表的な特徴を2つ紹介していきます。
vimeoの最上位プラン
vimeoの最上位プランであるEnterpriseプランには、他のプランには含まれないカスタム機能が多数搭載されています。
例えば、シングルサインオンによる社内管理の統合、強固なアクセス制御、カスタムプレイヤー、API連携、専任アカウントマネージャーによる個別サポートなどです。
企業の動画戦略を全方向から支える機能・体制が整っているため、徹底したアカウント管理と効率的な運用を実現したい場合に最適といえます。
大規模な動画マーケティングに最適
Enterpriseプランは、数百~数千本の動画を扱う企業や、大規模イベント配信を行う企業、グローバル展開を想定している企業におすすめです。
配信の安定性が非常に高く、多くのユーザーが参加する研修やライブ、オンライン講座なども安心して展開できます。
さらに機能性も非常に高く、動画を事業の中核に据えたい企業にはピッタリです。
価格は要問い合わせとなっていますので、気になる方は公式HPから問い合わせをしてみてください。
vimeoの有料プランを利用するメリット、デメリット

vimeoの有料プランを利用することで、動画コンテンツの本格運用が行えます。
とはいえ「有料プランを利用するかどうかで悩んでいる」という方もいるでしょう。
そこでここからは、vimeoの有料プランを利用するメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット
vimeoの有料プランを利用する最大のメリットは、ビジネス利用に特化した便利な機能を使えることです。
大容量のストレージ・カスタマイズ機能・アナリティクス機能・セキュリティ機能など、動画マーケティングに挑戦する企業に役立つ機能が一通り揃っているため、スムーズかつ安心して動画の配信や販売に取り組めます。
また、目的や規模に応じて選べる4つのプランが用意されていることも、大きなメリットといえるでしょう。
デメリット
vimeoには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在しています。
まずは、プラン内容がやや複雑な点です。
目的や規模に合わせてプランを選択できることはメリットといえますが、各プランで利用できる機能や容量に違いがあり、どれを選べばいいか悩んでしまうケースもあります。
また、日本国内ではYouTubeほどユーザー規模が大きくないため、プラットフォーム上で集客をしたい場合には不向きといえるでしょう。
さらに、vimeoは海外発のサービスということもあり、サポート時の日本語対応が不十分な場合があります。
そのため、日本語でのサポートを希望している場合は、不便に感じてしまうかもしれません。
その他、YouTubeのように広告収入を得ることはできず、基本的には配信・販売・レンタルといった方法でマネタイズを行うことになります。
再生回数が増えても、広告収入を得ることはできないため注意してください。
vimeo以外のおすすめツール

vimeoは高機能でビジネス利用にも適した動画配信サービスですが、用途や求める機能によっては他のサービスが適している場合もあります。
ここでは、ビジネス向け動画配信サービスとして人気を集めている「ULIZA」と「PLAY VIDEO STORES」を紹介します。
ULIZA
ULIZAは、動画配信に特化した企業向けのサービスです。
現在500を超える企業が導入しており、教育・不動産・医療など幅広い業種、業界で注目されています。
オンデマンド配信はもちろんライブ配信にも対応しており、安定した配信環境と多彩な機能により企業の動画マーケティングをワンストップでサポートしています。
また経験豊富な日本人スタッフによる手厚いサポートにも定評があり、動画配信を初めて導入する企業にもおすすめです。
PLAY VIDEO STORES
PLAY VIDEO STORESは、動画販売に強みを持つサービスです。
自社ブランドの動画配信サイトを簡単に構築できるだけでなく、配信・販売・分析までをワンストップで提供しています。
アナリティクス機能はもちろん、セキュリティ機能や決済機能など動画のビジネス活用に役立つ機能が全て揃っているため、動画コンテンツを「資産」としてビジネスに活用していきたい企業におすすめです。
動画配信プラットフォームの特徴や選び方についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。
動画配信プラットフォームとは?特徴や選び方、おすすめサービスを徹底解説!
まとめ
vimeoは、動画マーケティングに必要な機能が一通り揃った便利な配信サービスです。
有料プランを利用することで、安定した環境で動画の配信や販売を行えるようになります。
ただ、vimeoには複数の有料プランが存在し、それぞれで特徴が大きく異なるため、慎重にプランを選んでいくことが大切です。
また、場合によってはvimeo以外のサービスが適しているケースもあるため、複数のサービスを比較しつつ、自社に合ったサービスを探していきましょう。
「よりクオリティの高い動画配信サービスを利用したい」
「国内企業から人気のサービスを利用したい」
という場合は、ULIZAやPLAY VIDEO STORESもぜひチェックしてみてください。